専門用語集
三協社員なら知っておきたい物流関連用語
末尾に*マークのついた用語につきまして横浜市港湾局の協力を得て掲載しております。引用元:港湾業務用語集
予定されていた寄港をとりやめること。
空コンテナ置き場
コンテナ内に貨物を詰め込む作業をいう。stuffing、packingともいう。(反)デバンニング
船舶用燃料を積み込むこと。
船舶用燃料を積み込むこと又は燃料そのものを指すこともある(=~oil)。
一般には、貨物を載せるすのこ状又は平らな荷台をいう。荷台だけのものを平パレットといい、荷台の四方に直立した枠を取り付けたものをボックスパレットという。
個々の貨物をユニットロード化するための一形態で、貨物をある単位にまとめてパレットに積むこと。そのパレットに積まれた貨物の状態をパレタイズカーゴという。
球状船首。水面下船首部を球根上にふくらませた船首形状をいう。造波抵抗の減少を目的としたもので、球の大きさ及び形状を適当に選ぶと、造波抵抗を大幅に減少させることができる。
撒積されるドライカーゴを輸送することを主目的として建造された船舶。
石油や小麦のように梱包されていない貨物で、撒積(ばらづみ)貨物ともいわれる。参考までにSL社の定義では“homogeneous unpackaged cargo stowed loose in the hold such as oil,grain,coal,bricks,etc”
船の水深(喫水)や、横方向・前後方向の傾きを調整するために船内に搭載する液体または固体のこと。主に海水が用いられる。
国際海上コンテナ輸送において、船社の基幹航路が就航する主要港(メインポート)のうち、物流の中枢拠点として船社が位置づける港。多数の定期航路が就航しており、コンテナ貨物はここで基幹航路から支線航路へと、また、支線航路から基幹航路へと積み替え(トランシップ)られ、輸送される。
この輸送形態は、荷主の「ジャスト・イン・タイム」輸送のニーズ及び船社の輸送コスト軽減のニーズに応えることを目的としている。ハブ(Hub)は車輪の中心(車軸)の意味である。
→BAF(Bunker Adjustment Facter)
艙口のこと。貨物を船艙内外に出し入れするのに要する開口部をいう。
(1)包装又は包装すること。
(2)貨物をコンテナに詰めること。stuffingともいう。
本船より輸移入貨物をはしけに卸すこと。
本船に積み込むため、はしけに貨物を積み込むこと。
港湾運送事業法に基づいて、国土交通大臣の許可を必要とする。港湾における貨物の船舶又ははしけによる運送、国土交通省令で定める港湾と港湾又は場所との間(指定区間)における貨物のはしけによる運送又は港湾若しくは指定区間における引船によるはしけ若しくはいかだのえい航を行う事業をいう。
停泊中の船と陸地との間や、離れた2地点間を往復して人や荷物を運ぶためなどに使われる荷船のこと。自分で航行する能力はなく、押し船や曳き船とともに航行する。
※(公社)日本港湾協会発行「数字で見る港湾2014」より
船首水線下に付いている横方向への推力機。
水先人。船長が港や特定水域の特殊事情を熟知することは不可能であるため、港や水域の入口付近でパイロットが乗船し、船長のアドバイザーとして船を導く。パイロットが業務を行う海域を水先区といい、海上交通の混雑する港や水域では、一定の大きさ以上の船舶は、パイロットを乗船させなければ運航できない。このような水先区を強制水先区という。
半夜荷役。概ね午後7時から午後10時までの荷役をいう。(参)オールナイト
海上運送に際して、船会社が本船荷役についてどこまで自己の作業を提供するかを定める一つの区分。すなわち、積み出し港においては、テイクル(クレーンの鉤)で荷物をつり上げるところから、揚げ地で同じくテイクルでつり下げ終わるところまで船会社が自己の危険負担と費用負担をすること。
本船がバース利用可能な曜日・時間帯
船舶を係留できる施設を施した所定の停泊場所。一般的には「船席」と称されている。