これが私の仕事

北米・ヨーロッパ・ロシア・中国などから運ばれてくる木材製品の輸出入申告書作成業務を担当しています。貨物を輸出入しようとする者は必要事項を税関に申告し、許可を受けなくてはなりません。その許可を受けるために税関に提出する書類が輸入申告書です。輸出入申告書作成にあたっては様々な通関書類の内容を確認し、それらをもとに税番と税率を決定し、必要事項を入力していきます。輸入の場合は国別に関税が異なることもあるので経済連携協定の知識も必要になります。そして不備のないよう申告しなければなりません。実際の申告は通関士の資格を所持している方が行います。私はまだ所持していないのですが必要な書類があるかどうか、書類に記載されている事項が一致しているか等、申告がスムーズにいくよう適正かつ迅速に対応することを心掛けています。

私の仕事の魅力

まずは貨物の分類をできるようになったときです。申告しようとするものすべてにHSコードといわれる決められた数字が振り分けられています。これらは主に3つの要素で分けていきます。1つ目は形状＝モノの形、2つ目は材質＝鉄やプラスチック等何でできているか、3つ目は用途＝どのように使われるのかと、どの要素で決めればよいのか判断するのが難しく感じました。木材製品以外も扱うことがあるのですが、見慣れない貨物でも分類の仕方を理解できたことが通関業務に携わっていて成長を感じたことです。
また、以前、木材製品以外の貨物を受け持った際に新規の案件として、税関対応を含め、書類作成から許可になるまでの流れを対応したことがあります。普段の業務よりは長期の案件となり一人では不安な部分もありましたが、部内のサポートのおかげで無事に許可になったときは嬉しく、とてもやりがいを感じました。その時に税関とやり取りをすることで、何を求められているのか、どのような書類が必要なのか等、自分自身とても勉強になり良い経験になりました。

入社の決め手はなんですか

初めは海外との関わりを持った仕事がしたいと思い、ホテル業を中心に見ていました。しかし、新型コロナウイルスの影響もあり、このままで良いのかと考えたときがあります。その時に物流業界に出会ったことで物流業界に絞り就職活動をしました。この業界は目には見えないけれど、私たちが当たり前だと思っている日常を支えていて、無くてはならない業界です。縁の下の力持ちのように私もみなさんが暮らしている生活を少しでも支えたいと思いました。数ある会社の中でも三協は全体的な雰囲気が良く、実際に面接をした時に雰囲気の良さ、そして若手でも様々なことにチャレンジさせてくれると感じ、ここに入社したいと決めました。